<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 效陶潛體詩十六首 五>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 陶潛の體に效ふ詩>
<BookPage: 180-182>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
朝亦獨醉歌，
暮亦獨醉睡。
未盡一壺酒，
已成三獨醉。
勿嫌飲太少，
且喜歡易致。
一杯復兩杯，
多不過三四。
便得心中適，
盡忘身外事。
更復強一杯，
陶然遺萬累。
一飲一石者，
徒以多爲貴。
及其酩酊時，
與我亦無異。
笑謝多飲者，
酒錢徒自費。
<End Poem>
<Translation>
朝もひとりで酔って歌い、夜もひとりで酔ってねむる。一壺の酒を飲みつくさぬうちに、ひとりで三度も酔った。飲む量が少なすぎるというな、たやすく気持ちよくなるのを喜んでるのだ。一杯か二杯、よく飲んで三、四杯だ。それで気持ちがよくなり、世間のことはみな忘れてしまう。そのうえもう一杯むりをすると、陶然としていやなことをみな忘れる。一度に一斗のむ者など、大酒をいたずらに自慢する。しかし酩酊の時になると、ぼくとちがったところはない。そこで笑って大酒の人にいう、酒代がむだで気の毒だと。
<End Translation>
<Formatted Translation>
朝もひとりで酔って歌い、夜もひとりで酔ってねむる。
一壺の酒を飲みつくさぬうちに、ひとりで三度も酔った。
飲む量が少なすぎるというな、たやすく気持ちよくなるのを喜んでるのだ。
一杯か二杯、よく飲んで三、四杯だ。それで気持ちがよくなり、世間のことはみな忘れてしまう。
そのうえもう一杯むりをすると、陶然としていやなことをみな忘れる。
一度に一斗のむ者など、大酒をいたずらに自慢する。
しかし酩酊の時になると、ぼくとちがったところはない。
そこで笑って大酒の人にいう、酒代がむだで気の毒だと。
<End Formatted Translation>